サバトンのマロンピューレ、マロンペースト、マロンクリーム、どこが違う?

お菓子作りの豆知識

サバトンのマロン缶、栗の下ごしらえをしなくていいから簡単にモンブランが作れてしまう嬉しい商品です。

サバトンのマロン缶といえば、マロンピューレ、マロンペースト、マロンクリームと3種類ありますが、パッケージが似ているので間違えて購入しないようにしてください。

それにしてもあの3種類は何が違うのでしょうか?どんな時に使えばいいのでしょうか?

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サバトン社のマロン缶基本情報

サバトン社はフランスの栗の名産地アルデッシュ地方で1世紀以上にもわたってマロン製品を製造しています。

日本でも製菓材料店などで一番見かけるマロン製品ではないでしょうか?



マロンペースト

皮をむいたマロンを裏ごしたものとマロングラッセをペースト状にし、砂糖とバニラを加えて煮詰めたもので、しっかりした固さがあります。

バターやラム酒を加えて簡単にモンブランクリームを作ることができます。

焼き菓子などにそのまま焼き込んでマロンの焼き菓子を作ることもできます。

マロンピューレ

蒸したマロンをそのままピューレ状にしたものです。

マロンペーストが甘すぎると感じる方は、マロンピューレを混ぜてお好みの甘さのマロンクリームを作ることができます。

固さはなめらかなマッシュポテトくらいの固さです。

甘みがついていないので料理にも使うことができます。

マロンクリーム

皮をむいたマロンを裏ごしたものとマロングラッセ、砂糖、バニラエキスを加えたもので、なめらかな柔らかさがあります。

固さはジャムのような固さです。

甘みは3製品の中で一番甘いです。

マロンペーストよりも水分が多く柔らかいので、泡立てた生クリームと合わせやすく「マロン風味のホイップクリーム」を簡単に作ることができます。

そのままパンにつけて食べるとおいしいです。



マロン製品の保存方法

缶を開けたら使いきれるかどうか心配、マロンピューレやマロンペースト、マロンクリームは冷凍することができます。

缶を開けたら小分けしてラップに包み、密閉袋などに入れて冷凍保存しておくと便利です。



マロンペースト缶に記載されているモンブランクリームを作ってみました

モンブランクリームの作り方

材料

サバトンマロンペースト   230g

シロップ(砂糖:水=2:1) 10g

ブランデーまたはラム酒     5g

バター            25g

作り方

1.マロンペーストはなめらかに練っておく。クリーム状にしたバターを合わせる。

2.シロップを少しずつ加えながら混ぜ、最後にラム酒などを加える。

レシピ通りに作ってみた時に、モンブランの口金で絞ると少し固い気がしたのでその場合はマロンクリームや牛乳などで緩めてあげると良さそうです。

ピューレを加えると甘さ控えめに

同じレシピで半分量をマロンピューレに置き換えたものも作ってみました。

こちらは全部ペーストのものよりやわやかな仕上がりで甘さも控えめ、より栗の味わいが感じられるクリームになりました。

ピューレの割合が多くなりすぎると、シロップやラム酒を加えた時に分離する場合があります。

そんな時はシロップの代わりにマロンクリームで甘さの調整をしてみてください。



サバトンマロン缶のまとめ

厳選した栗を加工したサバトンのマロン製品、おかげで私たちは簡単においしいモンブランを作ることができます。

モンブランを作るときにはマロンペーストをベースにして、甘さを調節したいときや固さを調節したいときに、マロンピューレやマロンクリームを使うといいかもしれません。

サバトンのマロン製品で手作りのおいしいモンブランをぜひ作りませんか?

 

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失敗しないポイントをいくつかまとめておきます。 泡立て方は重要、高→中→低をぜひ守って! 温度も重要!全卵は熱くなりすぎないように、バターと牛乳を合わせたものは温度が低くならないように! 混ぜる回数も重要!大きくゴムベラを使って底から混ぜる! 完全に冷めたら乾燥しないようにしっかりラップで覆い、密閉袋に入れて保存します。

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