【ババロアレシピあり】ムース、ババロア、パンナコッタの違いは何か?

お菓子作りの豆知識

暑い夏に食べたくなるスイーツ、ムースやババロア、パンナコッタ。

どれも似たようなスイーツですが、違いはあるのでしょうか?

実はこの3つのスイーツには明確な違いがあります。

今回はその違いについてご紹介します。

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ムースとは?

「moose(ムース)」とは泡という意味で、チョコレートやフルーツピューレに泡立てた生クリーム、メレンゲなどを加えたふわふわした軽い食感のお菓子のことです。

ゼラチンを使って固めたものもあるし、使わないものもあります。

昔はゼラチンを使わなかったそうですが、使っているもの方が多いです。

ムースは料理である場合もあり、必ずしも甘いお菓子でない場合もあります。

ババロアとは?

ババロアとは、牛乳と砂糖、卵黄を使って作るクレーム・アングレーズというソースをベースにゼラチンで固めたスイーツのことをいいます。

チョコレートやフルーツピューレが入ったものもあり、クレームアングレーズがベースならババロアと呼ばれます。

卵黄を使っているので濃厚な味わいです。

クレーム・アングレーズ」とは、イギリスのクリームという意味で、砂糖と卵黄を合わせたものに温めた牛乳を加え、火を通してとろみをつけるソースのことです。

カスタードクリームによく似ていますが、小麦粉やコーンスターチが入らないのでそれほどとろみがつきません。

パンナコッタとは?

パンナコッタは、生クリームを泡立てずに砂糖や牛乳と合わせたものとゼラチンで固めたスイーツです。

プリンと似ていますが、卵は入らずにゼラチンで固めたものになります。

生クリームを泡立てないので、つるんとした食感になります。

パンナコッタはイタリア語で「生クリームを加熱した」という意味だそうです。

簡単ババロアのレシピ

今回は簡単に作れるババロアのレシピをご紹介します。

材料(プリン型5個分)

牛乳      130g

グラニュー糖   40g

卵黄       40g(2個分)

板ゼラチン     6g

生クリーム    130g(乳脂肪分36%)

バニラペースト  ティースプーン1/2杯(バニラビーンズの場合1/2本分)

板ゼラチンはたっぷりの水に入れて戻しておく。

夏場はゼラチンが溶け出さないように氷水に入れて冷蔵庫へ

簡単ババロアの作り方

1.ボウルに卵黄と半分量のグラニュー糖を入れてホイッパーで混ぜる。

バニラペーストも加えて混ぜておく。

鍋に牛乳と残りのグラニュー糖を入れて火にかけ、ふつふつしたら(80℃前後)になったら火を止めて卵黄と砂糖を混ぜたボウルに少しずつ入れてホイッパーでしっかりと混ぜる。

 

2.鍋に戻して弱火にかけ、絶えずゴムベラで混ぜながら80℃前後まで温度を上げる。

これをクレームアングレーズといいます

とろみがついたら火を止めて、水で戻したゼラチン(しっかりと絞って水気を切る)を加えてゴムベラで混ぜてゼラチンを溶かす。

 

3.こし網で漉してボウルに移し、氷水で25℃前後まで冷ます。

緩く泡立てた生クリーム(ホイッパーで持ち上げられるくらい)に3を加えてホイッパーで混ぜる。

4.プリンカップに注いで冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やし固める。

 

5.プリンカップから取り出すときはお湯にカップ部分をつけて温めて外します。

器に盛ったらパイナップルやキウイなど酸味のあるフルーツを細かくカットしたものやソースを添えるともっとおいしく食べられますよ。



まとめ

ムース、ババロア、パンナコッタ、似ているけれどはっきりした違いがあります。

ぜひ作ってみてくださいね。

 

昔ながらの固めプリン、「す」が入らないようにする方法
プリンに「す」が入るのは、オーブンの中のプリン液が高温により沸騰して気泡ができ、そのまま固まるためです。そのためには温度を上げすぎず、ゆっくりとプリンに火を入れることが重要になります。乾燥しないように、熱が直接当たらないように、ゆっくりと熱が入るように型にアルミホイルをかぶせ、バットにプリン型の3分の1から半分くらいまで注ぎます。

 

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