バニラビーンズの使い方と保存方法、バニラさやの再利用方法など

お菓子作りの豆知識

お菓子に使うとまるで有名店のお菓子のよう!?手作りお菓子がワンランクアップするバニラビーンズ。

甘い香りはみんなを虜にする!

カスタードクリーム、プリン、ババロアどんなお菓子とも相性抜群、使い方も簡単です。

今回はバニラビーンズの使い方とその保存方法、使い終わったバニラさやの再利用方法をご紹介します。

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バニラビーンズの使い方

バニラビーンズを用意したらまずはペティナイフで縦に切り込みを入れます。

さやの中には種子がたっぷりと入っていますので、画像のように中の種子をナイフでしっかりこそげとって使います。

取り出した後のさやにも十分香りが残っていますので、牛乳と合わせるときは取り出した種子をさやに付けてそのまま液体に入れて火にかけながらさやからも香りをを取り出してください。

それから種子には絶対に触らないでくださいね!

触ると指について取れなくなってしまいます。

貴重なバニラビーンズを余すとこなく使うために指で触らないようにしてください。

バニラビーンズ、バニラエッセンス、バニラオイル、バニラペーストの違い
バニラペーストとは天然のバニラの香り成分のみを抽出し、ビーンズ(種)や砂糖を加えてペースト状にしたものです。一番の魅力はバニラといえばの黒いつぶつぶ(種)が入っているということ!バニラオイルはオイルで抽出してるために油となじみやすく、オーブンでの高温加熱でも揮発しにくいので、バターなどの油脂を使った焼き菓子に向いており、焼き上がった後にもちゃんと香りが残ります。

バニラビーンズの保存方法

買ってきた袋を開封したら、乾燥しないように密閉容器に保存します。

直射日光や高温多湿な場所は避け、冷暗所に保存します。

バニラビーンズをお土産でたくさんいただくこともあります。

長期保存する場合は1本づつラップして、密閉袋に入れて冷凍します。

3ヶ月ほどは風味を損ねることなく保存できます。

バニラさやの再利用方法

バニラを取り出したさやも、牛乳などに入れて煮出したさやも香りを再利用できます、そのまま捨てるなんてもったいない!

バニラさやを使ってバニラシュガー

種子を使って残ったさやを乾燥させて砂糖が入っている容器に入れるとバニラの風味が砂糖に移ったバニラシュガーになります。

フードプロセッサーなどで粉砕したものをグラニュー糖などに混ぜるともっとバニラの風味のするバニラシュガーになります。

普通にコーヒーや紅茶に入れてもいいし、クッキーやパウンドケーキに使えばほんのりバニラが香るスイーツになります。

バニラさやを使ってバニラエキストラクト

こちらもしっかりと乾燥させたさやをお好みのアルコール(ラム酒やブランデー、ウオッカなど)と一緒に小瓶に入れて1ヶ月ほど冷暗所に置くと、自家製バニラエキストラクトができます。

出来上がったクリームやムースの風味付けに使えます。

どちらも牛乳で煮出したものもきれいに水洗いして乾燥すれば大丈夫、しっかりと乾燥させて使ってください。



まとめ

最近のバニラは超高級品、せっかく購入するんだもの、無駄なく全部使いたいですね。

バニラの香りのある生活を楽しんでくださいね。

 

ダマのないおいしいカスタードクリームの作り方
カスタードクリームはデンプンの糊化の作用を利用して作ります。小麦粉のデンプンは95℃で粘りのピークを迎え、完全に糊化します。(コーンスターチはもう少し低い)その後加熱し続けるとブレークダウンという現象が起きてデンプンの分子の一部が加熱によって断ち切られ、粘度が下がります。このブレークダウンの粘度が下がった状態にしておかないと、クリームを冷却した時に粘度が上がり粘りの強い滑らかさにかけるクリームになってしまうからです。

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