私が作っている動物性フリースイーツはマクロビオティックスイーツをベースにした動物性食材不使用、白砂糖不使用のお菓子です。
皆さんはマクロビオティックスイーツにどんなイメージを持っていますか?
おいしくない?甘くない?作るのが難しい?
マクロビオティックスイーツは卵やバターなどのたんぱく質を使わないからか、小麦粉の特徴や植物性油脂、甘味料の風味をダイレクトに感じます。
卵を泡立てて気泡を作りそれが熱によって固まる力を使ったジェノワーズや、クリーム状にしたバターに空気を抱き込ませて作るバターケーキのようなお菓子とは違う味わいの、より小麦粉の風味を感じられるお菓子です。
今日はお手軽、簡単なマクロビオティックスイーツについてご紹介します。
マクロビオティックとは?
マクロビオティックとは、「MACRO(長い)」「BIO(生命)」「TIQUE(術)」の3つの意味を持つ思想法と食事法のことです。
食事法においては動物性食材をあまり食べず、自然農法で作られた添加物の少ない食生活の実践を提唱しています。
日本の桜沢如一さんが提唱し、アメリカから世界へ広まりました。
大切なキーワードは「身土不二(しんどふじ)」「一物全体」「陰陽調和」の三つ、「身土不二」はその土地の季節のものを食べるということ、「一物全体」は一つのものを皮も身も丸ごと食べるということ、「陰陽調和」は体を締めるもの、温めるもの(陽性)の食べ物と、体を緩めるもの、冷やすもの(陰性)の食べ物をバランスよく食べるという意味です。
マクロビオティックスイーツとは
マクロビオティックスイーツ、マクロビスイーツとも呼ばれますね。
マクロビオティックスイーツは、卵、乳製品などの動物性食材や精製された白砂糖を使用せずに作るお菓子のことです。
私がマクロビオティックに出会ったのは10年以上前です。子供のアレルギーがきっかけで知ることとなりました。
昔からお菓子作りが好きだったのですが、子供のアレルギーがきっかけでマクロビスイーツを作るようになりました。
材料はどんなものを使うの?
マクロビオティックスイーツの材料は手に入りにくいイメージがありますが、製菓材料店、スーパーなど簡単に手に入るものが多いです。
最近はどんなものでもインターネットで購入できます。
国産の小麦粉や米粉、昔ながらの製法で作られた菜種油やごま油、アルミニウム不使用のベーキングパウダー、有機豆乳や有機豆腐などの豆製品、寒天などを使います。
甘味料は体に急激に吸収される精製された白砂糖を使わずに、米を糖化させて作る米飴や甜菜糖、メープルシロップを中心に血糖値を上げにくいアガベシロップなども使います。
マクロビオティックスイーツのおすすめポイント
私が考えるマクロビオティックスイーツの5つのおすすめポイントです。
作り方が簡単!
焼き菓子などは材料を粉類【DRY】と液体類【WET】それぞれをボウルに計量し、二つを混ぜ合わせるだけ、手軽に作ることができます。
体調が良くなる!
生クリームや油脂分の多いお菓子は食べた後に胃もたれを感じる場合がありますが、マクロビオティックスイーツは消化も良く、食後も胃もたれを感じることがあまりありません。
アレルギーの方も食べられる!
アレルギー食材の卵や乳製品を使用しないので、アレルギーのある方やお子さまにも安心して食べてもらうことができます。
洗い物が楽!
バターを使用しないのでとにかくお菓子作り後の片付けが感動的に楽!洗い物が面倒な方におすすめです。
そして何よりおいしい!
作り方を工夫するだけでマクロビオティックスイーツは劇的においしくなります。
まとめ
まだまだあまり知られていないマクロビオティックスイーツ、卵や乳製品を使わないだけじゃない、材料にもこだわり、アレルギーの方やお子様のおやつにもぴったりなスイーツです。
混ぜて焼くだけのパウンドケーキやクッキーなどは簡単に作ることができます。
ぜひ一度作ってみてくださいね。
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