レシピ本をみていると、「ベーキングパウダーを小さじ1」とか、「片栗粉を大さじ1/2」とかの記載がありますが、小さじがなくて困ったことはありませんか?
また、実際は一体何グラムなんだろう?そう思ったことはありませんか?
薄力粉の小さじ1と油の小さじ1は、同じ小さじ1でも重さが違います。
そんな計量に関する疑問をまとめてみました。
計量スプーンの基本
計量スプーンは様々な素材や形のものがありますが、計る量にあまり違いはありません。(違いがあったら困りますよね)
そして基本的に大さじ1杯が15g、小さじ1杯が5gとなります。(測るものによって若干変わります。)
小さじ3杯分が大さじ1杯分となります。これを覚えておくととても便利です。
計量は誰でもどんな時でも同じ計量ができるように「すりきり」で計量します。
「すりきり」とは、粉状・粒状のものを、スプーンのふちまで、平らにならして、ちょうど一杯にして計ります。
砂糖
砂糖も粉砂糖からグラニュー糖、顆粒の砂糖と形状がいろいろです。
「すりきり」の仕方でも若干のばらつきが出ますので、小さじ1ぱいのおよその量です。
大さじは単純に小さじの3倍で表記してあります。
粉砂糖:小さじ1 およそ3g 大さじ1 9g
グラニュー糖:小さじ1 およそ5g 大さじ1 15g
甜菜糖:小さじ1 およそ4g 大さじ1 12g
粉類
粉といえばベーキングパウダーや片栗粉もこちらに入ります。
ベーキングパウダー:小さじ1 およそ3g 大さじ1 9g
片栗粉:小さじ1 およそ3g 大さじ1 9g
小麦粉:小さじ1 およそ3g 大さじ1 9g
葛粉(パウダー状のもの):小さじ1 およそ3g 大さじ1 9g
油
油も基本的にだいたい同じ重さになります。今回は菜種油で計量してみました。
菜種油:小さじ1 およそ4g 大さじ1 12g
塩
塩も基本的にだいたい同じ重さになります。今回はゲランドの塩で計量してみました。
ゲランドの塩:小さじ1 およそ4g 大さじ1 12g
まとめ
大さじ1杯は小さじ3杯、小さじ1杯のおよそのグラムがわかれば、大さじ1杯の量、小さじ1/2、小さじ1/3の量がわかります。
「すりきり」の方法で若干の誤差が出ますが、およその重さがわかるとお菓子作りもはかどりますね。
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