こんにちは。
いきなりですが、ジャムを手作りしますか?
このご時世、ジャムなんていくらでも手に入るしお土産でもらったりするから作らないよ、面倒だし、そんな声が聞こえてきそうです。
最初に言わせてもらうと、自家製ジャムはおいしい!
旬の果物や頂き物の柑橘類、とにかくいろいろ作ってみたら本当に全部おいしい。
パンにつけて食べるだけじゃなく、お菓子作りにもいろいろ使える。
そのジャムを作るときに利用するのが、買ってきたりお土産でもらったジャムの瓶。
ジャムって保存食品だから保存するビンはしっかり消毒しておくと安心。
今日は自家製ジャムを作るときの保存ビンの消毒の仕方とお菓子作りでのジャムの使い方のお話です。
保存ビンの消毒方法
今回はフタ付きのガラスビンの消毒方法です。
私の愛読書の辻口シェフの本の方法です。
私のお気に入りの1冊ですが、今は中古しか手に入らないみたいですね。
まず最初に使用後の保存ビンはしっかりと洗います。
洗ったら濡れたままでいいので100℃のオーブンに5分入れて消毒します。
オーブンから出してまだ濡れているようであればそのまま乾かします。
そのときにビンの中は触らないように。
ジャムは熱いうちに詰める
ジャムを作ったら熱いうちに消毒したビンに詰めますが、余分な空気が入る余地がないくらいビンの縁いっぱいまで詰めてください。
ジャムが熱いうちにっていうのがポイントです。
詰めたらしっかりフタをしてひっくり返します。
ビンをひっくり返すことと、縁いっぱいにジャムを詰めることによって空気が入る余地がなくなります。
そして空気は温かいと膨張するけれど、冷えると収縮するのでフタが吸引されます。
ひっくり返して煮沸消毒
このビンをさらに煮沸消毒します。
お鍋を用意して深さ5センチくらいに水を入れて80℃に温め、ジャムを入れたビンを逆さのまま入れて20分火にかけます。
20分経ったらそのままの状態で冷まし冷暗所で保管します。
この方法で糖度にもよりますが1年くらいは大丈夫ではないでしょうか?
でも開けたら早めに使い切ること、私はフタを開けたらしばらく使わないようであれば冷凍保存します。
これでまた結構日持ちしますよ。
ジャムの利用方法
ジャムってパンに塗るしか使い道がないって思っていませんか?
私のおすすめの使い方は、
- 焼き菓子に使う。
- クリームと合わせる。
- グラサージュに使う。
ゴロッと果肉が大きめのジャムをブラウニーやカップケーキの生地を作る最後に混ぜ込んで焼き上げると、凝縮したフルーツのおいしい焼き菓子ができます。
それから空焼きしたタルト生地の底にジャムを塗って、クレームダマンドを流し込んで焼くのもフルーツの風味が増しておいしい。
ジェノワーズを半分にカットしてバタークリームとジャムを挟んだイギリスのお菓子、ビクトリアスポンジケーキは有名ですね。
クッキーでサンドしてジャムサンドクッキーもいいですね。
それからバタークリームなどに直接ジャムを混ぜ込んだものをマカロンに挟むのもおすすめ。
最後に少し水で伸ばしてゼラチンや寒天などでとろみをつければグラサージュにも使えます。
まとめ
実は私は家でパンを食べることがあまりありません。
なのでジャムをパンに塗って食べることはほとんどありませんが、ジャムを作ることは大好きです。
ジャム作りだけではなく、金柑のシロップ煮やオレンジのマーマレード、桃のコンポートなどとにかく果物をおいしく加工することが好きなのです。
お鍋の中で旬のフルーツがよりおいしく変化する、その工程にとても魅力を感じています。
そしてそのジャムは手作りのお菓子の魅力をさらに引き出してくれる、お菓子作りの醍醐味ですね。
お菓子を作ってみたけれど何か物足りない、そんな時は自家製のジャムをプラスしてみてください。
きっと驚くほど味に深みが出て感動的なおいしさになると思います。
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