ソイレブール使用のホテルニューオータニSATSUKI「プレミアムクッキー缶」【お取り寄せスイーツ】

お取り寄せスイーツ

コロナ禍でなかなか東京や大阪へのスイーツ巡りもままならない今日この頃、そうだ、お取り寄せという手があるじゃありませんか!

気になるスイーツを片っ端からお取り寄せして自分自身の味覚を鍛えつつ、読者の皆さまにもスイーツをお取り寄せする際の参考になればと思いブログを書かせていただきます。

先日お取り寄せしたホテルニューオータニ「SATSUKI」のプレミアムクッキー缶をご紹介します。

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ホテルニューオータニ「SATSUKI」基本情報

ホテルニューオータニといえば言わずと知れた、東京紀尾井町にあり東京オリンピックに合わせた1964年に開業した歴史あるラグジュアリーホテルです。

「SATSUKI」はホテル内にあるダイニングレストランで、グランシェフの中島眞介氏が考案した最上級スイーツ「スーパーシリーズ」が有名です。

「スーパーシリーズ」とは、旬の最高の果物を使ったショートケーキのシリーズで、最近はスーパーの上をいくエクストラスーパーシリーズという1カット4000円前後ものケーキがあるんです!

旬のメロンやイチゴをふんだんに使うスーパーなホテルスイーツなので、それくらいの価格でもバンバン売れるのでしょうね!

プレミアムクッキー缶お取り寄せした理由

その中島シェフが考案したプレミアムクッキー缶は、豆乳クリームから作られた「ソイレブール」を使用したものだということを雑誌の情報で知りました。

「ソイレブール」とは、最近いろいろ試作している不二製油の大豆加工素材です。

先日は豆乳クリームから作られるホイップクリームを使ってみました。

ヴィーガンのための濃久里夢(こくりーむ)ほいっぷくれーるの特徴と使い方
プチタプチではマクロビオティックをベースとした動物性原材料を使用しないお菓子(動物性フリースイーツ)を作っています。豆乳クリームも市販のものは使用せず、一から作っています。今回は不二製油さんの濃久里夢(こくりーむ)ほいっぷくれーるという豆乳クリームの特徴と使い方についてと、このクリームとルカンテンウルトラを使ったムースの作り方をご紹介します。

今回の経緯もあり、1缶14040円というかなり高価格にも関わらずニューオータニのオンラインサイトで購入してしまいました。

その他にも「カスカラ」というコーヒーの実の皮と果肉を乾燥させたスーパーフードを使用して、美味と健康をテーマに作り上げられたクッキー缶だということです。

プレミアムクッキー缶内容

いよいよプレミアムクッキー缶の中身の紹介です。

薄いブルーの缶に9種類のクッキーがぎっしりと詰められています。

こちらが原材料です。

クッキーは大振りのものが多いのですが、それはシェフの「一枚のクッキーを大切な方とシェアしてお楽しみいただけるように」という思いからだそうです。

まずは率直な感想として、おいしくない。

おいしくない理由を考えながら食べてみましたが、やはり、バターの風味がしないことなのではないかと思います。

丸いクッキーは、チーズ、バニラ、コーヒー、アールグレイ、ショコラ、シナモンと6種類で、食感はほぼ同じでフレーバーが違います。

匂いを嗅ぐと香りはしますが、食べると風味がありません

コーヒークッキーに関しては、スーパーフード「カスカラ」が入っているそうですが、何のクッキーかよくわからりませんでした。

食感もバターを使う場合と違って、サクサク感が少ない気がします。

これは「ソイレブール」使用による食感なのでしょう。

大きさもやはり大きすぎる気がします。

女性は少しづついろいろな味や食感を楽しみたい方が多いです。

やはり味、食感を変えてちまちま小さいサイズのクッキーが良いと思います。

ミニリーフパイは「ソイレブール」ではなく「植物性加工油脂」(マーガリンのことだと思う)を使用しています。(基本「ソイレブール」もマーガリンの1種に変わりありませんが)

バターを使ったパイ生地と食感はそれほど違いはなくまずまずおいしく食べられましたが、やはりバターの風味が欲しいところです。

クロッカンも基本はメレンゲを作ってナッツなどを混ぜ合わせて作るお菓子なので、「ソイレブール」もしくは「植物性加工油脂」は必要としませんので食感は普通のクロッカンと変わりありません。

こちらにも「カスカラ」が入っているそうです。

メレンゲも普通に作ったものです。

プレミアムクッキー缶感想

今回かなりの自腹を切ってお取り寄せしたクッキー缶ですが、率直に思ったことは、バターはスイーツのおいしさの要であるのだということです。

私自身も動物性食材を使用しないお菓子作りに取り組んでいますが、風味のある小麦粉を使ったり、ナッツ(ナッツのパウダーを含む)を使用してコクを出したり、フレーバーをふんだんに使うことをします。

それは全てバターの風味を補うためのものです。

クッキーであれば卵を使うことはあまりないので、よりそういったコクを出す工夫が必要になります。

私も使ってみたいと思っていた「ソイレブール」、実はクッキーには向いていないんじゃないかとすら思いました。

とにかく、超一流のシェフが作ってこのクッキーであることに衝撃を受けました。

原材料についても、乳製品不使用かと思えば、パルメザンチーズクッキーには乳成分が含まれていますので、なんとも中途半端な感じです。

今後14040円を出してこのクッキー缶を購入するか?私の答えはNOです。

いろいろ試してみたかった「ソイレブール」、クッキー以外の使い方で今後は検討してみようと思います。

今後も気になったものをどんどんお取り寄せして検証しようと思います。

追記

ホテルニューオータニプレミアムクッキー缶のミニサイズが販売となりました。

食べてみたい方はこちらのサイズが購入しやすいですね。

こちらから購入できます。

 

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