突然ですが、忙しくなるとついつい糖質に偏った食事をしてしまいませんか?
朝は自作のスイーツの試食、昼は簡単に食べられる麺類やパンが大きのですが、その上夕食の外食で二日カレーが続きました。
糖質に偏った食事が続くとすぐに便秘や肌荒れなど体調に変化が現れます。
最近はスーパーやコンビニでも糖質オフのスイーツを見えにすることがよくあります。
そしてそれは結構美味しいものもある。
今回は無印良品さんで見つけた糖質オフのお菓子をいろいろ食べてみて、美味しさと使用されている添加物の観点からの感想をご紹介してます。
無印良品「糖質10g以下シリーズ」とは?
無印良品が作るバランスの良い食生活を送りたい方、甘いものを我慢したくない方向けのパンとお菓子のシリーズです。
パン、半生菓子(ドーナツ、マドレーヌ、パウンドケーキなど)、焼き菓子(サブレ)、スナック(スナック菓子)、チョコレート(チョコレート菓子)があります。
パン・オ・ショコラ(150円)
パンシリーズからは私も大好きな「パン・オ・ショコラ」を選んでみました。
小麦粉の量を減らし、大豆粉などを使って糖質を10g以下に抑えてあります。
発酵種に長期保存ができるパネトーネ種を使っているので、47日間の保存が可能です。
味の面で、普通のパン・オ・ショコラは、デニッシュ生地(バターたっぷりのサクサク生地)に甘いチョコレートシートを焼き上げたものですが、このパンにはサクサク感がありません。
また、焼き込んだチョコレートも甘くない、表示は「チョコレート」とだけあるけれどカカオ分が高いというわけではない気がしました。
普通の「パン・オ・ショコラ」の方が数倍美味しいけれど、これはありだなと思います。
甘味料は主にスクラロースを使用しています。スクラロースとは人工甘味料の一つです。
そのほか表示の中で気になったものは、バター入りマーガリン(国内製造)とpH調整剤。
国内製造とあえて書く理由はなんなのだろうか?
pH調整剤とは食品のpHを弱酸性に保って食品の腐敗を防ぐ添加物です。
最近は健康志向が強まり、保存料を懸念する人が増えたので、変わってpH調整剤が使われることが多くなりました。
数種類の添加物が使われていることが多いのですが全てを表示する義務はなく、まとめて「pH調整剤」と表示すればいいそうです。
ミルクマフィン(120円)
糖質量は8.4g、食べた時に少しぱさつく感じがして、マーガリン臭もありました。
甘味料はスクラロース(人工甘味料)、そのほか気になる表示はショートニング。
ショートニングに関してはトランス脂肪酸問題が気になるところですが、トランス脂肪酸を気にする余り飽和脂肪酸である動物性脂肪を摂り過ぎればまた心筋梗塞などのリスクが高まるので、普段の食事を気をつけていれば気にしなくてもいいと思う。
イヌリンという聞きなれない物質は自然界にある水溶性食物繊維の一種だそうです。
パウンドケーキ(150円)
糖質量は8.9g、食感はふんわりときめ細かくて普通のパウンドケーキに近い感じです。
甘味料は一番多く使用されているのが砂糖、その次にエリスリトールが使用されています。
エリスリトールとは植物由来のカロリーゼロ、甘さは砂糖の7〜8割ほどの甘味料です。
羅漢果エキスが入った「ラカントS」も主な甘味成分はエリスリトールです。
安全性に関しては、世界保健機関のWHOと国連唯一の食糧支援機関であるFAOの合同食品添加物専門家による会議で、人が生涯にわたり摂取し続けても影響が出ないと考えられる1日の摂取量を設定する必要がないと言われているので、安全面では問題がないようです。
マドレーヌ(150円)
糖質量は8.65g、食感はしっとりとしていますが、エリスリトールが主な甘味料なので、エリスリトール特有の「ヒヤッ」とした冷涼感のある甘さが感じられます。
あの「ヒヤッ」とした甘さって苦手な人が多いですよね。
冷たいお菓子なら気になりませんが、焼き菓子であの冷涼感のある甘さは少し違和感を感じます。
バナナバウム(120円)
糖質量は6.4g、バナナ味のお菓子なのですが、このバナナ味がなんか気になる。
一応バナナピューレが入っているんですが、人工的なバナナの香りが気になってしまいました笑
使用されているアナトー色素とは、南米やアフリカなどの亜熱帯地方で広く栽培されているベニノキから取れる自然由来の色素です。
プレーンドーナツ(120円)
糖質量は8.5g、袋を開けると油の匂いが鼻につき、少しパサつき感が感じられ、飲み込みにくさがありました。
ショコラサブレ(250円)
40g入りで糖質量は8.1g、ほろほろ感を出そうとしたのかモソモソ感が気になりました。
ショコラサブレとありますが、ショコラ感やリッチなバターの風味はありません。
主な甘味料はエリスリトールです。
表示にある難消化性デキストリンとは、デキストリンとはデンプンの仲間で「消化しにくいデキストリン」ということになります。
不足しがちな食物繊維を補うために作られ、米国FDA(食品医薬品局)にもその安全性が認められています。
無印良品糖質10g以下シリーズの感想
私の勝手にランキング、
3位:パン・オ・ショコラ
2位:マドレーヌ
1位:パウンドケーキ
という結果になりました。
パン・オ・ショコラはパン生地の味はまずまずでしたが、添加物が多めということで3位です。
ですが、この価格、この味で糖質オフならたまに食べるのはアリだなと思います。
また今後も食べ比べしてみます。
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